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こんにちは。≪林ファミリー歯科≫です。
当院は平成元年に開業以来、
『信頼と実績』をモットーに地域歯科医療に励んでまいりました。
■当院の基本方針
動物は本来、歯を失うと死んでしまうと言われます。
虫歯も歯周病(歯そうのうろう)もれっきとした『病気』です。
例えば、ちょっとした風邪なら、市販の風邪薬を飲み、しっかり栄養を採り、
たっぷり睡眠を採れば自然と治ってしまう事もあります。
例えばちょっとした切り傷程度なら救急絆創膏を貼っておけば自然治癒していきます。
しかし、虫歯も歯周病も、放置しておいて悪くはなっても、自然と治る事はありません。
また、痛みがないから必ずしも状態が良いとは言えません。
虫歯が深く神経(歯髄)が死んでしまっている場合、
熱いとか冷たいとか沁みるとかっていう感覚自体が無くなってしまいます。
歯の根っこの先に膿の袋が出来てしまい、
骨が炎症を起こしたところで痛みが出て来ますので手遅れになってしまう事もあります。
さらに、歯周病は、歯ぐきの中で深く静かに進行し、
歯ぐきが腫れてきたり、歯がグラグラしてきたところで痛みが出てきますので
手遅れになってしまう事もあります。
自分の身体・自分の健康を守る為にも『病気』はきちんと治さねばなりません!
当院では基本的に
◎出来るだけ歯を削らない
◎残せる神経(歯髄)は出来るだけ取らずに残す
◎残せる歯は出来るだけ抜かずに残す
方針で治療を進めてまいります。
例えば…乳歯の前歯が虫歯の場合、乳歯の前歯は小さくて平ぺったいので、
しっかりブラッシングして行き、定期的に進行止めを塗って行けば、
永久歯に生え変わるまで削らずに済む事がほとんどです。
進行止めを塗った歯は多少黒くなりますが、
削らずに済むならそれに越した事はありません。
例えば…虫歯が深く進行していても、神経(歯髄)までぎりぎり行っていない場合なら、
神経を保護する薬を敷いて詰めてやれば、神経を取らずに済みます。
こうして神経を残す努力をして詰めた歯は、1〜2週間程冷たいものでしみる事がありますが、
ほとんどが自然とおさまって行きますので、神経を残せるならそれに越した事はありません。
例えば…歯ぐきが腫れてグラグラし始めてる歯でも、
歯ぐきの炎症を起こしている部分を切って(簡単な手術)やり、
歯の根の面にこびり付いている歯石やバイ菌を取り除いてツルツルにしてやると、
歯を抜かずに済む事があります。
こうして抜かずに残す努力をした歯は、
それまで歯ぐきに隠れていた根っこの部分が外に出ますので、
1〜2週間程冷たいもので沁みる事がありますが、
沁みるのを抑える処置(知覚過敏処置)をしてやるとほとんどがおさまって行きますので、
抜かずに残せるならそれに越した事はありません。
ただし、人によっては、歯の質が弱く虫歯が進行しやすい方もおり、
削らずに放っておくと近い将来さらに重篤な状態が予測される場合は、
早目に削って詰める事もあります!
虫歯がかなり深く明らかに神経がバイ菌汚染されている状態で、
神経を残す事が永い目で診てその歯の為に良くないと判断した場合、
痛みがなくても神経を取る事もあります。
歯周病がかなり進行して、歯を支える骨(歯槽骨)が溶けてしまい、
その歯を無理矢理残す事によって隣の歯まで一緒にグラグラになってしまうとか、
歯槽骨が薄くなってしまうとか、
抜かずに残すことが身体にとってプラスかマイナスかを考慮し、
マイナスであると判断される歯は抜く事もあります。
そのような場合でも、
いきなり削ったり、いきなり神経を取ったり、いきなり抜いたりはしません。
必ず患者さんに状態を説明させていただき、
『なぜそうしなければならないか』を納得し、
合意していただいた上で治療を進めさせていただきます。
※参照:インフォームドコンセント
≪林ファミリー歯科≫では、
スタッフ一同が、小さなお子さんからお年寄りまで、患者さんひとりひとりが
『もし自分の家族(ファミリー)なら…』と想像しながら診療を進めています。
何が患者さんにとってベターなのか、どうすれば患者さんにとってベストなのか、
を常に考えながら治療を進めています。
患者さん=家族(ファミリー)の健康を真剣に考え、
時には優しく、時には厳しく、真面目に且つ真摯に診療に取り組んでいます。
ただし、次のような方は、
家族=ファミリーの一員としてお迎え出来ない場合もございますので悪しからず…。
<1>歯を大切にされない方
<2>自分勝手(自己チュー)で他の患者さん(ファミリー)に迷惑をかけるような方
<3>医師の言うことをきかない方
<4>お酒を飲んで治療に来る方
<5>連絡もなしに予約を平気でキャンセルするような方
当院では、『削って詰めて⇒ハイおしまい』、『ダメになったら⇒ハイ抜きましょう』、
というような近視眼的な治療ではなく、もっと長いスパンで考えて、
ただ詰めたりかぶせたりするのではなく、
よりきれいで、よりよく噛めるといった“チューンナップ”を目指していきます!
治療後も再発を防止し健康を管理していく為にも
『予防こそ最善の治療である』といった考えに立ち、『予防』にも力を入れてまいります!
一緒に8020(ハチマルニイマル)※目指して頑張りましょう!
※8020運動とは
通常、親不知を除いて永久歯は28本生えてきます。
そこで、虫歯や歯周病で歯を失わないよう努力して
“80歳で20本の歯を残そう=一生自分の歯で噛もう”という運動です。
元々は、愛知県歯科医師会が提唱し始めて、
今では日本歯科医師会が全国に展開している運動なのです!
ですから、8020運動は地元愛知県が発祥の地なんです。
(トリビアの泉風に言うなら⇒80へぇ〜ぐらい?) |
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