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■審美歯科
一昔前に超大物歌手のMさんのご主人が歯医者さんで、
専門が『審美歯科』だったのを記憶されている方も多い事でしょう。
あれで一気に世間に認知された『審美歯科』とは、
読んで字の如く見た目を美しくする為の歯科治療の事です。
最近よくメディアで取り上げられるのは歯を白くする『ホワイトニング』ですね。
例えば虫歯で前歯がボロボロになったりすると、俗にいう“差し歯”にしますね。
今では前歯にも保険がききますから、保険で白い歯を入れる事も可能です。
では保険外の自費の白い歯とどう違うのでしょう?
自費のセラミックの歯と保険の白い歯とを比較してみましょう。
保険の差し歯は一般的に表が合成樹脂のプラスチックで裏は金属で裏打ちされた冠ですが、
自費のセラミックの冠は陶材を焼き付けたメタルボンドといわれる物です。
想像(イマジン)してみて下さい。
プラスティックで出来た白いお茶碗と陶器の白いお茶碗があります。
プラスティックのお茶碗は使っていくうちにだんだんと表面がザラザラしてきて、
汚れが付きやすくなり茶色っぽく変色してきますが、
陶器のお茶碗は茶渋とかが付いても洗えば落ちますから、
基本的には色が変わる事はなくずっと表面はツルツルのままですね。
これと同じく保険の差し歯は付けてすぐは白い歯なんですが、
時間とともにだんだん表面がザラザラしてきて歯垢が付きやすくなり、
色も茶色っぽく変色してきますが、
対して自費のセラミックの歯は永久に表面はツルツルで歯垢が付きにくく衛生的で、
色も永久に変わりませんし、
陶材の粉を調合することにより自然の歯に近い色に合わせる事と、
透明感が出せる事で天然の歯に近い状態に再現する事が可能なんです。
機能的な面でいうならば、
前歯は物を噛み砕くのではなく=おうどんとかおそばとかを噛み切るところですから、
そんなに強い力が加わるわけではないので、両者ともそんなに変わりはありません。
想像(イマジン)してみて下さい。
オートバイでも、乗用車でも、高速道路を走るという事は出来ます。
しかしながら乗用車なら夏の暑い日でも、寒風吹き荒ぶ冬の寒空でも、
エアコンの効いた車内で安定した高速走行を快適に楽しむ事が出来ます。
北海道にフランチャイズを置くパリーグ球団の人気者、
元気ハツラツ男S選手の前歯が真っ白なのは、審美歯科治療の賜物なんです。
この他にも付け爪のように歯の表面にセラミックを貼り付ける
“ラミネートベニア”という方法もあります。
それぞれの方法で適応がありますので…歯の事ならなんでもご相談下さい。 |
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