■フッ素について
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Q:フッ素って何? |
A:地球上で17番目に多い元素で元素記号は「F」で、土の中や水の中に含まれています。
自然の状態ではフッ素単体で存在する事はまれで、
私たちが利用しているのはほとんどが「フッ化物」です。
フッ素(フッ化物)が歯の表面のエナメル質に取り込まれる事で、
主成分であるハイドロキシアパタイトの構造がよりしっかりと安定します。
これによって歯の質が丈夫になり、
虫歯菌が産出する酸に溶けにくい強い歯が作られていきます。
特に生えたばかりの歯は、たくさんのフッ素を取り込みやすい性質がありますので、
子供(小児)のうちからフッ素による「予防」を心がけといいでしょう。
また、唾液中に含まれるカルシウムイオンやリン酸イオンと一緒に、
虫歯菌の酸に攻撃された歯の表面にくっつき、
歯の「再石灰化」を助けて脱灰部分を元に戻そうとする働きがあります。
フッ素は世界各国で「虫歯予防」に利用されています。
昨年は韓流ブームでヨン様スマイルがメディアに溢れていましたね〜(驚)
ヨン様のあの輝く白い歯にはヒミツがあるんです。
お隣り韓国では水道水にフッ素が添加されているんです。
だからヨン様は丈夫で白い歯をしてるんですね(^^)
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Q:フッ素は身体の中に入っても安全? |
A:最近よく聞かれる質問ですが、誰が流したのか…
「フッ素は有害である」かのようなデマが流されているみたいで…(><)
フッ素は緑茶やワカメ・エビ・イワシ等の海産物に多く含まれており、
私たちが普段から身体に取り入れている必須栄養素の一つです。
もちろん誤った使い方をすれば身体に害を与える場合もありますが、
それは他のどんな優れた医薬品でも同様の事です。
正しい使い方をすれば何ら問題はありません!
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Q:フッ素塗布(フッ化物歯面塗布)って? |
A:フッ化物を直接、歯の表面に塗る事をいいます。
歯医者さんで“プロフェッショナルケア”の一環として行われています。
≪林ファミリー歯科≫では『虫歯予防』の為に定期的(継続的)なフッ素塗布をお薦めして
います!
子供さん(小児)のベストなタイミングは、乳歯が生えてくる時期や生え変わりの時期です。
生えたばかりの歯は、弱くて虫歯になりやすいので、
早めに抵抗力をつけてあげる事が大切です!
竹の子が生長して堅い竹になるように、
歯も生えてから3年くらい虫歯にならずに無事に過ごしてやると、
虫歯になりにくい丈夫な歯に成長します。
ですから、3〜4ヶ月に1度は定期検診を兼ねてフッ素塗布を積極的に行いましょう!
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Q:フッ化物は家庭(お家)でも使えるの? |
A:家庭(お家)で使える物で代表的なものは、フッ化物入りの歯みがき剤があります。
フッ化物入り歯みがき剤は、
特にホームケア(セルフケア)の『虫歯予防』を主な目的として利用されます。
同じくホームケア(セルフケア)用の『キシリトールガム』と併用する事で
“虫歯予防効果”はさらにアップします。
※参照:DH.ミカさんのイチオシ!
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2005年3月31日更新 |